みるみるうちに言うことを聞かなくなった私の下半身。
麻酔って凄いです。
脚を動かそうとしても持ち上がらない。触れると弾力のある丸太ん棒のようでした。
いよいよそこで婦人科特有のあの開脚スタイルにするため、看護師さんと先生が私の脚をよいこらせと一本ずつ持ち上げます。
まずは一本目をバンドで厳重に固定、次いでもう一本も固定。
腕も固定させていただきますねー、と看護師さんに感覚のある腕も固定。
そして仰向けの胸から首へ、あのドラマの手術シーンでお馴染みの薄モスグリーンの布がかけられました。
ちょうど胸元の辺りに布を持ち上げる骨組みが入っていて、下半身への視界を妨げます。
ここからは何となく意識は朦朧。まるで夢の中をさ迷っているようでした。
頭ははっきりしているのだけど、寝不足と緊張と不安で意識が意識的に朦朧としているのです。まさに生理的な現実逃避?
しかし下半身方面では身体を下から押されたりする振動が上半身へ伝わってきます。
爆睡している時に身体を揺すられて起こされるような感覚でした。
いっそのこと眠ってしまえば楽だと目を瞑るのですが、しばらくすると担当看護師さんから「大丈夫ですかー?」と声を掛けられます。
大丈夫です、と応えてはまた目を開けて下半身方面で行われていることを想像しようとします。
耳には「0.2~」とか「吸引!」とか届き、更には「硬いな…」や「反対側から」とか「○○用意して!」と、不安煽るようなワードが繰り出されます。
先生の指示で看護師さんがそう広くはない手術室をバタバタ掛けた時、正直心配になりました。
それを察してくれたのか、看護師さんからは「大丈夫ですよー」の心強い言葉。
とにかく下半身麻酔というものは怖がりさんには不向きかなぁと思いました。
私は呑気なタイプなのでこれくらいで済んだのかな。
手術は13時からで、術後すぐに主人に切除した子宮頸部を見てもらい先生から説明を聞く予定だったので、主人には13時15分に病院駐車場へ来てもらうように、と言うのが看護師さんとの段取りでした。
が!手術中、時計を見ると既に約束の時間は過ぎている!
えー?どういうこと?私の切除、上手く進んでないのー?
車内で待機しているであろう主人のことを思うと気の毒になってしまいました。
看護師さんも「もう旦那さん、お見えだよねぇ。車の中暑いよねぇ」
看護師さんの「終わりましたからね~」の一言で一気に気持ちが楽になりました。
麻酔って凄いです。
脚を動かそうとしても持ち上がらない。触れると弾力のある丸太ん棒のようでした。
いよいよそこで婦人科特有のあの開脚スタイルにするため、看護師さんと先生が私の脚をよいこらせと一本ずつ持ち上げます。
まずは一本目をバンドで厳重に固定、次いでもう一本も固定。
腕も固定させていただきますねー、と看護師さんに感覚のある腕も固定。
そして仰向けの胸から首へ、あのドラマの手術シーンでお馴染みの薄モスグリーンの布がかけられました。
ちょうど胸元の辺りに布を持ち上げる骨組みが入っていて、下半身への視界を妨げます。
ここからは何となく意識は朦朧。まるで夢の中をさ迷っているようでした。
頭ははっきりしているのだけど、寝不足と緊張と不安で意識が意識的に朦朧としているのです。まさに生理的な現実逃避?
しかし下半身方面では身体を下から押されたりする振動が上半身へ伝わってきます。
爆睡している時に身体を揺すられて起こされるような感覚でした。
いっそのこと眠ってしまえば楽だと目を瞑るのですが、しばらくすると担当看護師さんから「大丈夫ですかー?」と声を掛けられます。
大丈夫です、と応えてはまた目を開けて下半身方面で行われていることを想像しようとします。
耳には「0.2~」とか「吸引!」とか届き、更には「硬いな…」や「反対側から」とか「○○用意して!」と、不安煽るようなワードが繰り出されます。
先生の指示で看護師さんがそう広くはない手術室をバタバタ掛けた時、正直心配になりました。
それを察してくれたのか、看護師さんからは「大丈夫ですよー」の心強い言葉。
とにかく下半身麻酔というものは怖がりさんには不向きかなぁと思いました。
私は呑気なタイプなのでこれくらいで済んだのかな。
手術は13時からで、術後すぐに主人に切除した子宮頸部を見てもらい先生から説明を聞く予定だったので、主人には13時15分に病院駐車場へ来てもらうように、と言うのが看護師さんとの段取りでした。
が!手術中、時計を見ると既に約束の時間は過ぎている!
えー?どういうこと?私の切除、上手く進んでないのー?
車内で待機しているであろう主人のことを思うと気の毒になってしまいました。
看護師さんも「もう旦那さん、お見えだよねぇ。車の中暑いよねぇ」
看護師さんの「終わりましたからね~」の一言で一気に気持ちが楽になりました。
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