脱出できた？

金曜日は鬱々が酷かったです。
昼間っから主人と顔を付き合わせて、大好きな図書館への予定も躊躇していました。
普段は半沢直樹が延々と再生されていて、私からは話しかけることもしていませんでした。

最近、元気無いね？

とうとう聞かれました。
早く気づいて欲しかったのに、いざ真っ直ぐに聞かれると物凄くショックでした。
ますます深まる鬱々。

ある人のリツイートで、美川憲一さんの素敵な言葉を読みました。
好きなことをしなさい！って言われたようで、よし！と出掛けてきます宣言をして図書館へ。

ブックオフで店舗到着にしてあった二宮くんと斎藤工さんの写真集を受け取り、100円の文庫本も色々買って、図書館でも久しぶりにたっぷりと時間をかけて選びました。
この選ぶ時間に癒された～。
読んだことのない作家さんの本をひとの感想を参考に、これだあれだと選ぶ。
やっぱり本っていいなぁと思いました。

たくさんのこれから読む本を抱えて帰宅してからは、これから読む楽しみ、次の日にも読める楽しみ、当面の楽しみが出来たことをとても幸せに感じました。

今読んでいるのが蛭田亜紗子さんの『エンディングドレス』。
若くして夫に先立たれた主人公が、自分の死装束を作るお話。
冒頭のところで、この世から消えるための身辺整理をTO DOリストにしてあって、具体的なそれらに釘付けになりました。
なるほどね、なんて。