客観的に

本気で始まりそうな恋なので、50前にした人間として冷静になってみる。
そう、ボーカルさんのこと。
春になって雪の心配がなくなったら逢う約束をしています。
毎日のように忠犬のような誠実さで甘い睦言を紡いでくれるボーカルさん。
果たして、こんな人がこれまでいただろうか。
いたにはいた。が、この今の私に現れる意味は何？
幾つか仮説を立ててみた。
①ただしたいだけ ②全国に熱狂的なファンを獲得するための布教活動 ③ただ寂しいだけ …あとは？

普段疑うことをしない私が、ちょっと疑ってみたくなるほど、ボーカルさんの熱量が凄い。
実に(いつから？昨年春から？)長い期間をかけて、じっくりじっくりと口説かれてきた。
初めはびっくりしたし、ちょっぴり引きもした。
でも慣れちゃうんだな。
慣れるほど継続的。

ただ一つ、未だに謎なのが、私の姿形を知ろうとしないこと。
これまでは100％、すぐに画像ちょうだいなどと求められていたのに。
こんな男の人は初めてだ。
相手の姿形を見ることもなく、恋に堕ちる。
こんな人もいるのねぇ。
まぁ私もそうですが。
私はいつもそうだけど(笑)

ほんと不思議な人、ボーカルさん。
もしかして、恋を機動力にしてまだ見ぬ私で曲を作ってるのかしら。
創作には自分だけのイメージが不可欠。
そこに私の実体を加えると途端に萎えてしまう。
だから余計な情報はいらない。
そうだ、きっとそうなのだよ。
アーティストってそんな感じなのかも。

と、思ってみても、やっぱりボーカルさんの熱量は凄い。
愛されてます(笑)